岐阜県整形外科医会について

会長挨拶

岐阜県
臨床整形外科医会

会長平松 哲

岐阜県臨床整形外科医会（GCOA）のホームページにようこそ!

本会の第8代会長に就任しました平松哲と申します。前会長の石井光一先生から会長職を引き継いだのが令和5年4月ですが、本ホームページのリニューアル構想は石井先生の会期にすでにありました。

しかし令和2年度以降は新型コロナ感染症の蔓延で研修会その他あらゆる行事がことごとく中止になったこともあり、ホームページの機能不全から回復を図る作業が遅れがちで、会員その他関係者の方々には多大なるご迷惑をおかけいたしました。この画面をお借りし深くお詫び申し上げます。
今期の情報委員会の森敦幸委員長の頑張りで、令和5年秋からリニューアルされたホームページとなって皆さんに見ていただけるようになりました。これからさらに充実させていきたいと思っております。

日本臨床整形外科医会（JCOA）は今年開設50周年を迎え、7月の学術総会でも記念式典が執り行われております。ところがGCOAもその歴史は負けておりません。沿革を記します。

昭和53年GCOAの前身の「岐阜整形外科開業医会」が会員10名位で発足、初代会長は県内で最も早い開業医の故渡辺重男先生（岐阜市）。

昭和55年第2代会長に故山本庄司先生（岐阜市）会員数20名弱。

昭和58年第3代会長に故高津良夫先生（岐阜市）が就任、赤星名誉教授が会長を務められた日本整形外科学会総会に献身的に協力され、さらに活動を広げ、平成5年には会員数44名、副会長の佐々木晃先生はJCOAスポーツ委員会理事として活躍、県内各種スポーツ行事に参画し県内スポーツ医の増加に貢献された。平成2年にはJCOA理事となられ本部中部地区とのパイプを太くされた。
高津会長は平成10年にはJCOA学術総会を岐阜市で開催、学会会長を務められた。

平成11年高津会長勇退後、第4代会長に佐々木晃先生（美濃加茂市）が就任され、会の運営を潤滑に行うために、会長、副会長2名の他に、会計、幹事2名をおき、学術、広報活動の充実化を図った。
平成14年からはWHOが提唱し、日整会、JCOAが賛同し活動している「運動器の10年•骨と関節の日」には県内各地区持ち回りで毎年10月の日曜日に記念事業を開催するようになり、GCOAの年間最大事業となり、ロコモティブシンドロームの啓発活動を継続している。

平成23年佐々木晃先生勇退後、第5代会長に喜久生明男先生（関市）が就任、この頃より会員への研修会、講演会の案内や連絡にウェブサイトを立ち上げて、情報共有の充実化を図っている。会長職も一期2年で2期務める形を取り始めた。

平成27年からは第6代会長に今井秀治先生（岐阜市）が就任され、会員数も100名を超し、一般の方にも公開され、会員の部屋にもパスワードで入れるステップアップしたホームページが作られた。

令和元年からは第7代会長に石井光一先生（養老町）が就任され、就任されるや否や、令和の大改革がいきなり始まった。GCOAの組織形態の拡張と充実、会則の見直しと改訂、各委員会活動、学術活動のみならず整形外科医のためのロビー活動には多大なる貢献を残し、石井先生個人はJCOAの多くの役職を継続されながら2期4年で本会会長職を勇退された。

令和5年4月のGCOA総会をもって私、平松哲（大垣市）が会長職を引き継いでおります。
このような歴史を持つGCOAも今年で発足45周年を迎えます。これからもロコモティブシンドロームの啓発活動はもちろん、岐阜県の整形外科患者さんの幸せと整形外科の発展のためにも10月のイベント「運動器の健康・骨と関節の日」にも力を入れ、微力ではありますが本会を盛り上げていきたいと思いますので、諸先輩方、経験ある会員の先生方には何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。